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 蔦の細道
つたのほそみち


蔦の細道のぼり口

平安の頃からの古道で、在原業平の「伊勢物語」に登場することで知られています。

「駿河なる宇津の山辺のうつつにも、夢にも人に逢わぬなりけり」

江戸時代になり峠越えの東海道が新しく整備されたため、この道は廃道となり、江戸の中期には人が入るのさえ困難なほど荒れ果てていたと伝えられています。昭和30年代になってそれを切り開いたのが春日鐵雄さんという方。一人で山に分け入って調べ、約10年がかりで道をつけました。おかげで、現在はハイキングコースとして親しまれ、岡部側には休憩所や「蔦の細道公園」なども整備されています。