鶴芝の碑(鶴の茶屋跡) つるしばのひ
鶴の絵と詩文の刻まれた碑が、民家の庭先に建てられています。 このあたりは、旅人の休憩所(立場)で「中の茶屋」「鶴の茶屋」などと呼ぶ茶屋が並んでいました。ここから見る富士は美しく、山腹に鶴が舞い、亀が遊ぶように見えるところから鶴芝・亀芝と呼ばれていたといいます。
この碑は、文政三年(1820)六月、東海道間の宿(旅人の休憩所)本市場の鶴の茶屋に建てられたもので、当時ここから雪の富士を眺めると、中腹に一羽の鶴が舞っているように見えたので、この奇観に、京都の画家廬洲(ろしゅう)が鶴をかき、これに江戸の学者亀田鵬斉(かめだほうさい)が詩文を添え、碑とした。市内では旧東海道をしのぶ数少ない重要な文化財である。 昭和五十九年二月一日 富士市教育委員会