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スポーツウォーク 2







 
ウォーキングの基本

 「難しいこといわないで、ただ歩けばいい」ではスポーツウォークとはいえません。スポーツにはそれぞれ押さえておかなければならない基本があるからです。
 スポーツはパワー・スタミナ・柔軟性やバランスなどの身体能力に、メンタル面も含めた人間の総合的な表現活動です。歩くことを通じてこれらの能力を開花させながら、健康な体でウォーキング独自の楽しみ(遊びの世界)を体験しようというのがスポーツウォークです。そこには、最新の理論も取り入れた基本があります。

 「美しく、力強く、軽やかに」それがスポーツウォークの基本です。語呂合わせのスローガンのように聞こえるかもしれませんが、けっしてそうではありません。この3つの要素にスポーツウォークの大切な基本が隠されているのです。

「美しく」歩くということ

 「美しく」というのはフォームの問題です。スポーツにおける美しさは理にかなった流れるような動きから生まれます。それが良いフォームと言われるもので、ウォーキングでこれを身につけるには腕の角度は何度、足の着地角度は何度などといった「形」を作るのではなく、姿勢づくりのポイントを押さえてムリと無駄をなくした「動き」を習得していくことが大切です。体格には個性があります。全ての人が同じ「形」で歩く必要はありませんしそれは不可能です。それぞれの個性に応じた「美しい」歩き(動き)を身につけること、それにはチョッと科学的なウォーキングテクニックを知る必要があります。

「力強く」歩くということ

 ウォーキングは水泳などと並ぶすぐれた全身運動です。しかし残念な事に多くの人は腰から下、あるいは膝から下だけを使った歩き方しかしていません。脚だけでなく腰、胴体、手の先までを大きく使うことにより、ただの歩きがスポーツに変わります。全身の筋肉を使うというのは、全身に力を入れることとは違います。リラックスして使う筋肉だけを緊張させるメリハリの効いた歩き、それが「力強さ」の源です。力強いウォーキングはゴツゴツの筋肉を作ることは出来ませんが、中程度のパワーとすぐれた持久力をもったしなやかな筋肉を作り上げてくれます。

「軽やかに」歩くということ

 ウォーキングの効用は主に有酸素運動であることから生まれるものです。酸素を体いっぱいに取り入れ、心肺機能を活発化し、血液を体のすみずみまで行き渡らせるには、軽く息がはずむような軽やかな歩きが必要です。どの程度の強度で歩けばいいかは、個人差がありますが、それは脈拍数から知ることが出来ます。歩数計は運動量を知る手軽な方法ですが、スポーツウォーカーは脈拍という体内からの声をたよりに運動強度に注意をはらいます。

 
 この3つのポイントはそれぞれに関連しあいながらスポーツウォークをつくりあげています。そのどれが欠けても十分な運動効果をあげることは出来ません。「美しく、力強く、軽やかに」を基本に、これまでとはひと味ちがったウォーキングをはじめてみませんか。

 3 「逆Y字ウォーク」が体に効く
 

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