さくら

立春を過ぎたばかりなのに、あちらこちらで桜が咲いたというニュース。なんだか心配になって賎機山に登ってみました。
浅間神社からの登りは「百段」の石段。これを登ると大よそその日の体調がわかります。今日は勢いをつけて登ったこともあって階段の上で酸素負債を起こして早くもゼイゼイ…、すこし重い感じです。そこで、そこからはノンビリ行こうと方針転換。春霞にけむったような町を見おろしながら頂上に向かいました。
所々に菜の花のあざやかな黄色。でも、桜はまだまだ「大丈夫」でした。当然といえば当然ですが、こんな陽気が続けばわかりません。
ただ賎機山の桜だけは待ってほしいのです。4月に行われる浅間神社の廿日会祭。その祭囃子と踟(ねり)を曳く木遣り、そして満開の桜、これが揃わないと、どうも「静岡の春」が来た気がしないからです。もう半世紀もそんな春を過ごしてきました。
だから、何があっても咲き急ぎ、散り急ぎだけはしてくれるな、と。
